パソコンの小ネタ

プレゼンが苦手で逃げていた私が「プレゼン講座をやって」と言われるようになった話

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はじめまして、坂巻と申します。

今回は、私がオンライン講師をやるようになって、
お客様から「先生のプレゼン講座を受けたい」と言われて驚いた話をしたいと思います。


プレゼンが苦手だった大手コンサルファーム時代

以前、社員が5000人規模のコンサルファームで
ITのスペシャリストとして働いておりました。

コンサルタントがたくさんいる中で、
プログラムの腕で会社に入れたわけです。

プレゼンの研修はうけましたが、会議の場で失敗しまくりました。


資料を読むだけで、お客様置いてけぼり

会議の目的もわからずに、
与えられた資料をただ読んでいました。

お客様から「今日は何の会議だっけ?」と言われても、
ただ用意した資料を読むだけ。

本当に無駄な時間を過ごさせてしまいました。



断定せずに、お客様が不安になる

システムのプロであるがゆえに、
「絶対こうなります」とか「100%大丈夫です」などと言えませんでした。

そのため、
「~ができますが、条件によっては出来ません。」
「~という機能は一部制約があります。」
など、余計な一言を強調していました。

お客様からは「何のために、システムを入れるの?」
と言われてしまいました。



自分の代わりがいなかった中小コンサル会社時代

コンサルファームの時は、
私がだめだとなれば、翌日から違う人が入りました。

しかし、その後、転職したコンサル会社はプロジェクトが小規模だったので、
自分がだめでも他に代わる人がいません。



背水の陣でやらざるを得ない場面で
何度もプレゼンをすることで上手くなりました!


というのが、いわゆるよくある自己啓発本の
プレゼンの上手い人の話だと思います。


(コンサルファーム時代も、実は何度もやらされても結局だめだったので、私にはあてはまりません)


私の場合はそうではなく、以下の点が大きかったと思います。

1.プレゼン資料を自分で作ったこと
2.プロジェクトの時間に「プレゼンの準備時間」を入れたこと


プレゼン資料を自分で作った

コンサルファームでは、過去に誰かが作った資料を集めて、
その中から資料を選別しプレゼン資料とします。

もしくは、カスタマイズする時間もなく、資料をそのまま使用して、
話でその場にあわせます。


コンサル会社では、そもそも「誰かが作った資料」自体がなく、
自分でゼロから作る必要がありました。

資料を作るのは大変でしたが、
一度作った資料は自分考えを起こしたものなので、説明は非常に簡単でした。

その内容についても、自分が自信を持てるものだけを集めることができたので、
断定がしやすかったのです。



実は、「他人が作った資料でプレゼンする」というのが実は難しい作業だったのです。


綺麗に作られた資料でも、「これ何を言っているんだろう?」とわからないままプレゼンすることはありませんか?

「わからない資料を使って相手に理解してもらう」というのは、非常に難しいです。

また、プレゼン資料を自分で作る場合は、話し方をシミュレーションしながら、作れるので、作成しながら、プレゼンの練習ができます。



プロジェクトの時間に「プレゼンの準備期間」をいれたこと

コンサルファームでは、
「その場で資料を渡されてそのままプレゼンをすること」ができる人が普通だったので、
プレゼンのために準備をするのは入社1年目の若手くらいでした。

そのため、プロジェクトの時間にプレゼンの練習することは出来ず、
かつ残業をかなりしていたので、勤務時間外で練習する時間もありませんでした。

コンサル会社で自分がプロジェクトを管理するようになり、
プレゼンの練習ための時間を確保したところ、自信を持ってプレゼンができました。





オンライン講師になって「プレゼンの講座をやってほしい」と言われた

オンライン講師になって、
PowerPointの操作方法についての講座をしていたら、
「PowerPointの使い方じゃなくて、プレゼンのやり方の講座はありませんか?」と言われました。

コンサルファーム時代の自分だったら、考えられない話です。

それは、何度も同じ内容をオンライン講座で話ししてきたからだと思います。
(ストアカというサイトの規定で、誰にでも同じ内容を提供する必要があり、同じ内容を毎回実施していました。)

自分が作った資料で何度も話してきたので、プレゼンがうまくなったのだと思います。



まとめ

プレゼンが苦手な人は、ちゃんと準備をしましょう

①自分でプレゼン資料を作成する

②プレゼンの練習をする



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